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せどりとは?副業での始め方やメリット・デメリットから稼ぐコツ!

せどりとは?副業での始め方やメリット・デメリットから稼ぐコツ!

「副業で収入を増やしたいけど、特別なスキルがなくて何から始めればいいか分からない…」「せどりって聞くけど、実際どうやって始めるの?本当に稼げるの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

副業としてのせどりは、特別なスキルがなくても始められるのが魅力です。この記事では、せどりの基本的な仕組みから具体的な始め方、稼ぐためのコツ、注意すべき法律や確定申告まで、副業でせどりを行う上で知っておきたい情報を網羅的に解説します。

目次[開く]

そもそもせどりとは?転売との違い

せどりとは、商品を安く仕入れて高く販売することで利益を得るビジネスの仕組みです。もともとは古本の仕入れ・転売を指す言葉でしたが、現在では本に限らず様々な商品を対象とするビジネスとして広く知られています。

せどりと転売は似ていますが、一般的に「せどり」は合法的な範囲で行われる継続的な売買を指すことが多いです。「転売」という言葉は、チケットの不当な高額転売のように、社会的に問題視される行為を含むニュアンスで使われることもあります。
せどりには、新品の商品を扱う「新品せどり」と中古品を扱う「中古品せどり」があり、初心者は自分の得意分野や資金に合わせてどちらか、あるいは両方に取り組むかを選ぶとよいでしょう。

せどりのメリット【初心者におすすめな理由】

副業を探している方に、せどりをおすすめする理由はいくつかあります。ここでは特に初心者の方にとってのメリットをご紹介します。

1. 特別なスキル不要で始めやすい

せどりは、プログラミングやデザインのような専門スキルがなくても始められます。商品知識は実践しながら徐々に身につければよく、初心者でも参入しやすいのが特徴です。基本的な買い物の経験があれば、誰でも取り組める副業と言えるでしょう。

2. スキマ時間を活用して自分のペースでできる

せどりは、商品リサーチや出品作業などを、平日の夜や週末といった自分の空いた時間に行えます。本業の合間や家事・育児の隙間時間を活用できるため、時間的な制約が多い方でも無理なく続けやすいでしょう。また、基本的に自宅で作業を進められるのも大きな魅力です。

3. ビジネスの基礎(仕入れ・販売)が学べる

せどりを通して、商品の需要と供給の見極め、適切な価格設定、販売戦略など、ビジネスの基本を実践的に学ぶ機会になります。この経験は、将来的に起業を考えたり、他のビジネスに取り組んだりする際にも活かせるスキルとなり、自身のキャリアアップにもつながる可能性があります。

4. 比較的少ない初期費用からスタート可能

他のビジネスと比較して、せどりは少ない資金から始めやすい傾向があります。最初は1万円程度の仕入れ資金からスタートし、得た利益を再投資しながら徐々に規模を拡大していくことも可能です。ただし、ある程度の初期投資は必要になるため、後述するデメリットも理解しておくことが大切です。

せどりのデメリット【始める前に知っておきたい注意点】

せどりには魅力的な面がある一方で、始める前に理解しておくべきデメリットもあります。以下の点を十分に把握しておきましょう。

1. 商品の仕入れ費用(初期投資)がかかる

せどりは資金ゼロで始められるわけではありません。商品を仕入れるための資金が必要で、一般的には最低でも数万円程度の初期費用がかかります。ある程度の資金的な余裕がないと、始めるのが難しい場合もあります。

2. 在庫を抱えるリスクがある(売れない可能性)

仕入れた商品が必ずしも想定通りに売れるとは限りません。市場のトレンド変化や需要の読み違えにより、売れ残って不良在庫となってしまうリスクがあります。特に初心者は、このリスクを最小限に抑えるために、最初は少量から仕入れることをおすすめします。

3. 商品リサーチや価格設定に時間と手間がかかる

利益を出すためには、「どの商品が売れるのか」「いくらで仕入れて、いくらで売れば利益が出るのか」といった地道なリサーチが欠かせません。この作業には相応の時間と労力がかかるため、「楽して稼げる」わけではないことを理解しておく必要があります。

4. 在庫保管スペースの確保が必要になる

仕入れた商品を保管するためのスペースが必要です。自宅の一部を使うことが多いですが、取り扱う商品の量が増えるにつれて、保管場所の確保が課題になることもあります。特にマンションやアパートにお住まいの方は、スペースの制約を考慮する必要があります。

5. 梱包・発送作業の手間が発生する

商品が売れた後は、商品を丁寧に梱包し、配送業者へ持ち込むなどの発送作業が発生します。この梱包・発送作業は意外と時間がかかり、特に販売数が増えると大きな負担になることがあります。効率的な作業フローを確立することが重要です。

ここまで、せどりの基本とメリット・デメリットについて見てきました。次に、実際にせどりを始めるための具体的な手順を5つのステップでご紹介します。

せどりの始め方【完全5ステップ】

せどりを始めるには、以下の5つのステップを踏むとスムーズに進められます。一つずつ確実に進めていきましょう。

ステップ1:必要なものを準備する

せどりを始めるにあたり、いくつかの基本的なアイテムが必要です。

  • スマートフォンまたはパソコン: 商品リサーチや出品作業に使用します。
  • 仕入れ資金: 初心者なら3万円〜5万円程度を目安に準備しましょう。
  • 銀行口座: 売上金を受け取るために必要です。
  • クレジットカード: オンラインでの仕入れや経費の支払いに便利です。
  • 古物商許可証(中古品を扱う場合): 利益目的で中古品を継続的に売買する場合は必須です。(詳細は後述)
  • 梱包材: 商品を発送するために必要です。(ダンボール、緩衝材、テープなど)

ステップ2:販売する商品ジャンルと市場をリサーチする

どのような商品を扱うか、またどこで販売するかを決めるために、市場調査を行いましょう。初心者におすすめのジャンルは、ご自身の趣味や知識が活かせる分野、あるいは本・CD・DVD・ゲーム・家電など、比較的相場が分かりやすい商品です。価格比較サイトや、オークファン、Keepa(キーパ)などのツールを使って、どの商品がどれくらいの価格で、どの程度の頻度で売れているか(回転率)をリサーチしましょう。

ステップ3:仕入れ先と販売先(プラットフォーム)を決める

商品の仕入れ先としては、リサイクルショップ、家電量販店、ホームセンター、ディスカウントストアなどの実店舗や、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販サイト、フリマアプリなどがあります。
販売先としては、Amazon、メルカリ、ヤフオク!、楽天ラクマなどのプラットフォームが主流です。それぞれ販売手数料やユーザー層、出品の手間などが異なります。初心者には、手軽に出品できるメルカリや楽天ラクマのようなフリマアプリから始めるのがおすすめです。

ステップ4:商品を仕入れて価格を設定し、出品する

実際に商品を仕入れる際は、想定される販売価格から、販売手数料、送料、仕入れ値を差し引いても利益が出るかを必ず計算しましょう(利益計算)。
出品する際は、商品の状態がよくわかるように、明るい場所で様々な角度から写真を複数枚撮影し、詳細な商品説明を正直に記載することが大切です。傷や汚れがある場合は、その箇所も明記しましょう。タイトルには、商品名や型番、関連キーワードを盛り込み、検索で見つけてもらいやすく工夫します。

ステップ5:売れた商品を梱包・発送する

商品が売れたら、購入者へ感謝のメッセージを送り、商品を丁寧に梱包して速やかに発送します。配送中の破損を防ぐため、緩衝材などを適切に使いましょう。梱包材は100円ショップやホームセンターなどで購入できます。送料は利益に直結するため、商品のサイズや重さに合わせて最もコスト効率の良い配送方法(例:メルカリ便、ゆうパケットポストなど)を選ぶことも重要です。丁寧な対応と迅速な発送は、購入者からの良い評価につながり、リピート購入やアカウントの信頼性向上に貢献します

せどりで利益を最大化する5つのコツ

せどりで安定した収益を上げ、さらに利益を伸ばしていくためには、いくつかのコツがあります。ここでは利益を最大化するための5つのポイントをご紹介します。

1. 利益率の高い商品を見つけるリサーチ術

利益を最大化するには、単に価格差が大きいだけでなく、「回転率(売れる速さ)」とのバランスを考えることが重要です。仕入れてから短期間で売れる商品なら、資金効率が良くなります。プレミア価格がついている限定品、廃盤商品、特定の季節に需要が高まる商品などは大きな利益を生む可能性がありますが、仕入れリスクも伴います。Keepa(キーパ)やオークファンなどのツールを活用し、過去の販売価格の推移、出品者数、ランキング変動などをチェックして、客観的なデータに基づいた仕入れ判断を心がけましょう。

2. 効果的な仕入れ先の開拓と交渉術(可能であれば)

Amazonや大型リサイクルショップのような定番の仕入れ先だけでなく、地方の中小リサイクルショップ、専門店の閉店セール、地域のフリーマーケットなど、ライバルが比較的少ない仕入れ先を積極的に開拓することも有効です。また、実店舗で仕入れる場合、頻繁に通う店舗の店員さんと良好な関係を築くことで、セール情報や入荷情報を得やすくなる可能性もあります。(ただし、過度な値引き交渉は避けましょう)

3. 販売プラットフォームの特性を活かした販売戦略

各販売プラットフォームにはそれぞれ特性があります。例えば、Amazonは集客力が高くFBA(フルフィルメント by Amazon)を利用すれば発送作業を委託できますが、手数料が比較的高めです。メルカリや楽天ラクマは手軽に出品でき、ニッチな商品も売れやすい反面、価格競争が起こりやすい傾向があります。ヤフオク!はオークション形式で思わぬ高値が付くこともあります。商品の種類や価格帯に合わせて、最適なプラットフォームを選ぶ、あるいは複数のプラットフォームを併用するといった戦略が有効です。

4. 魅力的な商品写真と説明文でクリック率・購入率UP

オンライン販売では、商品写真と説明文が「商品の顔」となります。写真は明るく、背景をシンプルにし、商品の全体像や細部、付属品などが明確にわかるように複数枚撮影しましょう。傷や汚れがある場合は、隠さずに写真と説明文で正直に伝えることが信頼につながります。説明文には、商品の正式名称、型番、特徴、サイズ、状態、付属品の有無など、購入者が知りたいであろう情報を具体的かつ分かりやすく記載します。購入者の不安を取り除き、「欲しい」と思わせる工夫が購入率アップにつながります。

5. 適切な在庫管理とキャッシュフロー意識

せどりにおいて、キャッシュフロー(お金の流れ)の管理は非常に重要です。仕入れた商品が売れずに不良在庫となると、資金が固定化され、新たな仕入れができなくなってしまいます(資金ショート)。売れ行きが悪い商品は、損切り(損失を確定してでも売却すること)も視野に入れ、早めに値下げして現金化し、資金の回転を良くすることを意識しましょう。Excelやスプレッドシート、在庫管理アプリなどを活用して、在庫の状況(仕入れ日、仕入れ値、保管場所など)と資金繰りを常に把握しておくことが大切です。

せどりの注意点と法律【知らないと損する・危険なこと】

せどりを安全かつ継続的に行うためには、関連する法律やルールを遵守する必要があります。ここでは特に重要な注意点について解説します。

1. 中古品を扱うなら必須!古物商許可証の取得方法と注意点

利益を得る目的で、中古品を継続的に仕入れて販売する場合(古物営業)、古物営業法に基づき、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会(窓口は警察署)から「古物商許可証」を取得する必要があります
申請には、申請書類の作成、住民票、身分証明書などが必要となり、審査期間を経て許可が下ります。申請手数料は19,000円です。無許可で中古品せどりを行うと、罰則(懲役や罰金)の対象となる可能性があるため、中古品を扱う予定の方は必ず事前に取得しましょう。

2. 販売禁止商品や法律違反に注意(チケット転売など)

法律やプラットフォームの規約により、販売が禁止または制限されている商品があります。

  • 偽ブランド品、コピー商品: 商標法違反
  • アダルト関連商品(一部): 各プラットフォーム規約違反
  • 医薬品、医療機器: 医薬品医療機器等法(薬機法)違反
  • 許諾のないキャラクターグッズ、著作権侵害物: 著作権法違反
  • 特定のチケット: 特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律(チケット不正転売禁止法)違反
  • その他、危険物や法令で規制されているもの

これらを知らずに販売してしまうと、法律違反に問われたり、アカウント停止処分を受けたりするリスクがあります。取り扱う商品については、事前に法律やプラットフォームのガイドラインを確認することが不可欠です。

参考:古物商許可申請 警視庁

3. 確定申告は必要?副業収入の税金に関する基本

副業であっても、せどりで得た所得(収入から必要経費を差し引いた金額)が一定額を超える場合は、確定申告を行い、所得税を納める義務があります。給与所得者の場合、一般的に副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です
せどりの場合、売上金額そのものではなく、売上から商品の仕入れ代金や販売手数料、送料、梱包材費などの経費を差し引いた「利益」が所得となります経費として計上できるものを漏れなく把握し、その証明となる領収書やレシートは必ず保管しておきましょう

4. 会社に副業がバレる可能性と対策

会社によっては就業規則で副業が禁止または制限されている場合があります。まず、ご自身の会社の就業規則を確認することが重要です
副業が会社に知られる主な経路の一つに、住民税の通知があります。通常、住民税は給与から天引き(特別徴収)されますが、副業の所得が増えると住民税額が上がり、経理担当者に気づかれる可能性があります。
これを避ける方法として、確定申告の際に住民税の納付方法を「普通徴収」(自分で納付する方式)を選択することが挙げられます。これにより、副業分の住民税の通知が自宅に届くようになり、会社に知られるリスクを低減できます。(ただし、自治体によっては普通徴収が認められない場合もあります。)

せどりの確定申告【初心者向け解説・経費計上や注意点】

せどりで得た収入は、その活動実態に応じて事業所得または雑所得として扱われ、一定以上の所得がある場合は確定申告が必要です。ここでは確定申告に関する重要なポイントを初心者向けに解説します。

確定申告が必要になる条件(所得20万円超など)

  • 給与所得者(会社員など)の場合: 副業での所得(収入-経費)の合計額が年間20万円を超える場合。
  • 給与所得者でない(専業主婦・学生など)の場合: 所得の合計額が基礎控除などの所得控除額を超える場合。

ここでいう「所得」とは、売上から必要経費を引いた後の金額(利益)です。例えば、年間の売上が100万円あっても、仕入れ代金や送料などの経費が85万円かかっていれば、所得は15万円となり、給与所得者の場合は確定申告が不要になるケースもあります。(ただし、医療費控除などで確定申告をする場合は、20万円以下の副業所得も申告が必要です。)

せどりで経費にできるもの一覧【具体例】

せどりを行う上で発生した費用のうち、事業に関連するものは経費として計上できます。主な例としては以下のようなものがあります。

  • 仕入代金: 商品の購入費用
  • 販売手数料: Amazon、メルカリなどのプラットフォーム利用料
  • 送料: 商品の発送にかかった費用
  • 梱包材費: ダンボール、緩衝材、テープ、封筒などの費用
  • 交通費: 店舗への仕入れや発送のための移動にかかった費用(電車代、ガソリン代など)
  • 通信費: インターネット回線費用、スマートフォンの利用料金(事業で使用する割合に応じて按分)
  • 消耗品費: プリンターのインク代、文房具代など
  • ツール利用料: Keepa(キーパ)やオークファン、在庫管理ツールなどの月額・年額費用
  • 古物商許可証取得費用
  • (青色申告の場合)自宅家賃や光熱費の一部: 事業で使用するスペースや時間に応じて按分

これらの経費を証明する領収書、レシート、クレジットカードの明細などは、必ず整理して保管しておきましょう。

帳簿付けの基本と簡単な方法(会計ソフトの活用)

確定申告を行うためには、日々の取引(売上と経費)を記録する「帳簿付け」が必要です。最低限、いつ、どこで、いくらの売上があったか、何にいくら費用を使ったかを記録します。
Excelやスプレッドシートで自作することも可能ですが、簿記の知識がない初心者の方には、会計ソフト(freee会計、マネーフォワード クラウド確定申告、やよいの青色申告 オンラインなど)の利用がおすすめです。銀行口座やクレジットカードと連携して取引データを自動で取り込んだり、簡単な質問に答えるだけで仕訳ができたりと、帳簿付けの手間を大幅に削減できます。確定申告書類の作成もサポートしてくれるため、スムーズに申告作業を進められます。

まとめ

せどりは、特別なスキルや経験がなくても比較的始めやすい副業として、多くの方に関心を持たれています。メリットだけでなく、在庫リスクや作業の手間といったデメリットも理解した上で、正しい知識と方法で取り組めば、しっかり副収入を得ることは十分に可能です
この記事でご紹介した「せどりの始め方5ステップ」や「利益を最大化する5つのコツ」を参考に、まずは無理のない範囲で少額からスタートし、経験を積みながら徐々に規模を拡大していくことをおすすめします
また、古物商許可証の取得や確定申告といった法律・税務面の知識もしっかりと身につけ、ルールを守って安心して副業に取り組むことが長期的な成功への鍵となるでしょう
今回の記事が、あなたのせどりへの第一歩を踏み出すきっかけとなり、新たな収入源を通じてより豊かな生活の実現に役立てば幸いです。

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